Jツアー2008・Jグランプリ2008およびJフェミニン2008(女子ランキング)
記者発表および交流会(パネルディスカッション)レポート
先日、12月15日(土)日本自転車会館(東京都・赤坂)にて、
全日本実業団自転車競技連盟(以下、実車連)で、昨年より
発足した自転車界初のツアー制度「サイクルロードレース・ジャ
パンツアー(以下、Jツアー)」と今年より発足の「実業団チーム・
グランプリ(以下、Jグランプリ)」、そして来年より発足する「実業
団女子ランキング制度(以下、Jフェミニン)」の記者発表と、現役
トップ選手やチーム関係者などを招いたパネルディスカッションを
開催した。


(右写真→当日の会場の模様)
夕方4時より開始した記者発表では、まず弊連盟を代表して
理事長の柴沼 正一朗より来場者の皆様へあいさつをおこない、
その中で記者会見の直前におこなわれた理事会・臨時総会で
決定したばかりの新役員体制の発表をした。

その後、南 昌宏副理事長より来年度のレース開催日程、そして
主な実車連開催レースの説明をおこない、特に新規レースとして
開催が予定されている輪島災害復興ロードレースについては、
開催地である輪島市より観光課から担当者が来場し、地元PRを
兼ねてレースの特色を説明された。

さらに、第1回大会から実業団レースとしておこない、来年いよいよ
国際自転車競技連盟(UCI)公認レースとして開催されるTour de 熊野
の実行委員会であるNPO法人スポーツプロデュース熊野の代表・
角口 賀敏氏より、その旨の報告と、このUCI公認レース実現に
実車連レースとして開催したこれまでの経験が非常に大きかったと
いう感謝の意を述べていただいた。


(右写真→2007シーズンのJツアーレース映像を背景に
 2008レース紹介をする南 昌宏副理事長。)
この後より実車連主導から今年より活動している実車連広報委員会
の主導に切り替わり、広報委員の栗村 修氏、馬場 隆司氏、そして
WEBサイト「くりらじ」代表の濱川 豪児氏の3名の座談会方式でこれ
までのJツアー・Jグランプリのデータや、レース・出場選手の紹介、
印象的だったシーンを披露。

そして、その話題を引き継ぐ形で、現役選手代表としてJツアー2連覇を
飾った鈴木 真理選手、学生時代にヨーロッパで選手活動をした経験
がある山本 雅道選手、フルタイムワーカーとして社会人をこなしなが
らトップの成績を誇り、実車連広報委員でもある米山 一輝選手、若手
代表として中山 卓士選手の4名が登場。

さらに、Jフェミニン開始ということで女子選手代表としてはイタリア・プロ
チームに在籍していた唐見 実世子選手と、海外レース出場経験もある
ベテラン西 加南子選手にも登場いただいた。
この6名でパネルディスカッションを栗村司会でおこなった。

(右写真→Jツアー座談会をおこなう3氏。
 左より広報委員・馬場、Jツアー解説員・栗村、くりらじ代表・濱川)
現在の日本の自転車レースを取り巻く環境や実状、そして選手個々の
率直な意見も多く出て、パネルディスカッションは多いに盛り上がった。
特に、内輪受けになりがちな自転車レースの動向を、いかにして「外に、
多くの目にさらすことが出来るか」においては、出席者からも質問や意見
が寄せられた。

さらに、パネリストを選手から自転車レース運営側のメンバーに替えて、
チームやレースの人気を上げて根付せる必要性として地元と密着した
方法論や、開催地との連携、レース広報活動についても意見が多く出た。
会場は自転車関係者の出席者が多かったようだが、その中でも「滅多に
聞けない、忌憚のない貴重な意見が聞けて有意義だった」「パネルディス
カッションで、普段はなかなか聞けない話をナマで聞けてよかった(一般
参加者)」など、概ね好評な意見を聞くことが出来た。


(右写真→現役選手をゲストに迎えたパネルディスカッションで
 コメントする鈴木 真理選手)
最後に、今年で実車連役員を退任する南副理事長の「引退セレモニー」
がおこなわれ、氏には柴沼理事長から花束が贈られた。
実車連の活動を創生期より支えた南氏のレースにかける深い愛情は、
今後の実車連の活動にも引き継がれていくものと思われる。

なお、今回は、最初の記者会見から最後までWEBサイト「Jツアーファン
サイト(くりらじ運営)」にて、すべてネット生中継をおこなったが多くの方々
が視聴されたようだ。この視聴者も含めて、今後は出席者などからも当日
の意見や提案を多く集めて、今後の実車連運営のヒントにしたいと考え
ている。

そして次回以降は、記者会見に自転車業界以外の出席者をさらに増やして、
もっと外に向けた開催を実現したいとも考えている。


(右写真→開催・運営ゲストを迎えたパネルディスカッションでコメントする
 小黒 一弘実業団事務局長)
記:全日本実業団自転車競技連盟・事務局      写真:高木 秀彰、実業団事務局
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