| 文責:南 昌宏のレース展望 2006年10月号 |
| J・ツアー最終戦 迫る |
| 10月15日(日)「第2回全日本実業団サイクルロードレースin飯田」が長野県飯田市の公道115Kmで行われる。 J・ツアーの初代の王者が決定するが接戦のまま最終戦に持ち込まれており行方が見所の1つである。 1週間前の9日に終了した11戦の富士山ヒルクライム時のエントリーとほぼ同じで、オーストラリアのステージレース にナショナルチームの代表で参加している数人を除いて実業団登録BR−1が出揃っている。 |
| 上位チームのエントリーリスト ※BR−1エントリー数:144名 (ポイント=富士山終了まで、いわき終了時上位50位までの選手のみ手計算)、(No・Jツアー参加者=順不同) |
| No. | 選手名 | ポイント | 前年飯田PO | 実質手計算 | No. | 選手名 | ポイント | 前年飯田PO | 実質手計算 |
| ■愛三工業レーシング | ■Team Nippo | ||||||||
| 21 | 秋田 謙 | 230 | 1 | 229 | 56 | 石田 哲也 | 263 | − | 263 |
| 25 | 綾部 勇成 | 425 | 1 | 424 | 32 | 岡崎 和也 | 941 | − | 941 |
| 17 | 田中 光輝 | 385 | 1 | 384 | 44 | 中田 真琴 | − | − | − |
| 20 | 新保 光起 | 360 | 1 | 359 | 35 | 真鍋 和幸 | 691 | − | 691 |
| 1 | 別府 匠 | 193 | 80 | 113 | ■チーム・ブリヂストンアンカー | ||||
| ■シマノレーシング | 59 | 田代 恭崇 | 696 | − | 696 | ||||
| 5 | 狩野 智也 | 415 | − | 415 | 61 | 長沼 隆行 | − | − | − |
| 46 | 辻 貴光 | − | − | − | 57 | 能美 有志 | − | − | − |
| 14 | 広瀬 佳正 | 490 | − | 490 | 60 | 相川 将 | − | − | − |
| 23 | 山本 雅道 | 860 | − | 860 | − | 秋元祐一郎 | − | − | − |
| 16 | 野寺 秀徳 | 293 | − | 293 | 2 | 飯島 誠 | − | − | − |
| 26 | 大内 薫 | 213 | 1 | 212 | 47 | 畑中 勇介 | 298 | 71 | 227 |
| 31 | 土井 雪広 | 325 | − | 325 | − | 普久原 奨 | − | − | − |
| 38 | 品川 真寛 | − | − | − | 55 | 村山 規英 | − | − | − |
| ■ミヤタレーシング | − | 矢部 紀行 | − | − | − | ||||
| 7 | 柿沼 章 | 395 | 31 | 364 | − | 山本 幸平 | − | − | − |
| 63 | 鈴木 真理 | 975 | − | 975 | ■スミタラバネロ・パールイズミ | ||||
| 37 | 高野 淳 | 316 | 1 | 315 | 45 | 浅野 和成 | 222 | 1 | 221 |
| 40 | 津末 浩平 | 277 | 81 | 196 | 24 | 飯野 嘉則 | 396 | 31 | 365 |
| 28 | 中村 誠 | 560 | − | 560 | − | 鎌田 圭介 | − | − | − |
| 42 | 増田 成幸 | 395 | 31 | 364 | 71 | 江下健太郎 | 245 | 51 | 194 |
| 4 | 三船 雅彦 | 524 | 61 | 463 | 34 | 福士 達朗 | − | − | − |
| 52 | 森山 大知 | − | − | − | 11 | 米山 一輝 | 351 | 61 | 190 |
| 33 | 山下 貴宏 | − | − | − | ■YOUCANスペシャライズド | ||||
| 19 | 西村 拓也 | − | − | − | 12 | 鈴木 健一 | 392 | 26 | 366 |
| ■マトリックス・パワータグ・スペシャライズド | 27 | 広瀬 学 | 402 | 1 | 401 | ||||
| 15 | 中川康二郎 | 266 | 1 | 265 | ■なるしまフレンド | ||||
| 9 | 橋川 健 | 855 | 151 | 704 | 30 | 小畑 郁 | 321 | − | 321 |
| − | 天沼 雅樹 | − | − | − | 39 | 須藤 吉公 | − | − | − |
| − | 長野 耕冶 | − | − | − | 62 | 高梨 学 | − | − | − |
| − | 日置 大介 | − | − | − | 18 | 二戸 康寛 | 292 | 41 | 251 |
| − | 向川 尚樹 | 349 | 31 | 318 | 38 | 吉田 秀夫 | 246 | 31 | 215 |
| − | 森 真博 | 212 | 1 | 211 | |||||
| 第11戦 富士山ヒルクライムレース経過 | ||
| 秋空を象徴するかのような好天気に恵まれ、昨年の気温を上回る20度のなかで行われた。
霊峰富士山の全貌がスタート地点の須走口から2日前の初冠雪で頂上がほんのり白くなっている姿がくっきりと見えていた。 しかし、時折の強風が選手にとっては厳しいレースを要求されたコンデションであった。 10時丁度のスタートで始まったレース、本年は昨年を上回る151名のエントリーでBR-1レース最多数の選手が 一斉のゴール目指して最大勾配18%に挑んだ。 全長11.4km、標高差1200mの第1関門所担っている5.6Km地点の通過で早くも抜け出した、 田代恭崇(BSアンカー)と狩野智也(シマノ)の2名が、後続に20秒の差を付けていた。これを追って秋山尚徳(masahikomifune)、 綾部勇成(愛三)、鈴木真理、山下貴宏、中村誠のミヤタ勢、少しおくれて3,4名、以下集団の展開であった。 2名の逃げは快調で後続を徐々に引き離し完全に抜け出し、第2関門では先頭で田代が通過し独走態勢の持ち込んでいた。 昨年の優勝者で2連覇を狙っての狩野選手は懸命に追うが差は詰まらず、10km地点では完全にペースをつかんだ田代が先頭で 通過した。続いて狩野、1分30秒水があいて世界選帰りの野寺と山下、中村、鈴木のミヤタ勢、続いて頑張っている鎌田圭介(ラバネロ)、 綾部勇成(愛三)、最後のスパートをかけた実業団栂池の優勝者、土井雪広がこの後からの猛追が始まった。 そしてフイニッシュは待望の実業団1勝を果たした田代が1位、2位狩野、3位には土井となった、 ラストスパートよく10位となった秋山は、1昨年(第1回)のBR-2レースの優勝者で実業団若手として今後期待走りが注目される。 |
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| J・ツアー最終戦(12戦) 飯田大会の展望 | ||
| 「Jツアー」の名称で本年から始めた実業団ロードレースシリーズの最終戦、昨年までは記録に残る年度ランキング制度の 発表のみであったが、上位者への「賞」の設定した本年、実業団ロードレースは活性化した。 11戦が終了した時点、個人ランキングトップをかけての争いは、鈴木真理(ミヤタ)と岡崎和也(Nippo)の2人に絞られたが、 3位以下は、この大会での順位で現在までのポイントから大きく入れ替わることの予想され、シリーズ1勝を狙う選手との間で 熱い 戦いが展開されるであろう。 終了した11戦の優勝者では、阿部良之(シマノ=小川大会優勝)が海外遠征のため欠場以外、全てエントリーしている。 |
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| <見 所> @山本雅道(シマノ) 連続実業団シリーズ戦 4勝の新記録の達成なるか AJ・ツアー優勝争い、鈴木対岡崎34点差の攻防、チーム総力戦の走り(ミヤタ対Nippo) B実業団レース復帰1年目のブリヂストン11名エントリー、U-23選手8名の走りは 田代恭崇(BS)を追う、岡崎和也(Nippo)、鈴木真理(ミヤタ)の争いか これを追う、昨年の優勝者、橋川健(マトリックス)、富士山レース上位入賞者と充実のU-23の精鋭 |
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| 山本 雅道(シマノレーシング) | 鈴木 真理(ミヤタスバル) | 岡崎 和也(Team Nippo) |
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| 田代 恭崇(チームブリヂスンアンカー) | 橋川 健(マトリックス・パワータグ) | 現在U26でトップの 中村 誠(ミヤタスバル) |
| 前戦で待望の実業団1勝を上げたブリヂストンのエースであり、国内選手権2度の優勝者、田代恭崇を優勝候補の筆頭とみる。
実業団レース復帰第1戦の東日本ロード惜しくも2位、実業団選手権最終回で脚の痙攣で実力を出し切れなかったが、富士山の走 りは完全に復調している。 J・ツアー順位でトップの鈴木選手に34点差の岡崎選手は、優勝すれば鈴木選手が2位のポイントを獲得しても逆転する ので実業団選手権の後、調子を崩していたが一発をかけての走りに目標を絞ってくるであろう。 鈴木選手はステージレースではないが、岡崎マークで優勝させなければ3位以下の選手は誰が優勝しても順位の入れ えがない安全圏なので事故でのリタイヤを気をつければよいので楽にレースができる強みがある。 富士山で3位に上がった山本雅道選手は、優勝すると1,011点と4桁のポイントに乗るので、鈴木選手が10位までに岡崎 選手が5位以上に入らなかった場合のみ大逆転の優勝の可能性はあるが厳しいか、コースの難易度は優勝した東日本、 丸岡、いわきに比べ登りが厳しくスプリンターにとっては試練のコースである。3名とも昨年は走っていないので注目される。 3位と僅差の4位昨年の優勝者、橋川健は実業団ランキング算定方法である昨年のポイントが入れ替わる計算のため論外。 最終大会の実業団の勲章を狙っての各チームの選手とJ・ツアー優勝戦線にいる選手のチームとのレース中の駆引きが本大会の 最大の見所になる。 |
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| 記 実業団専務理事 南 | ||
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