文責:南 昌宏のレース展望・2006年7月号
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みちのく公道レース近づく!
J・ツアー 第5戦 全日本実業団サイクルロードレース in 石川
■エントリー状況
前年と同じカテゴリーで7月16日(日)に開催。 
*参加申込 389名(前年比 120%)  BR−1/113名、BR−2/88名、BR−3/170名、女子 18名

 9月に同じ場所で本年の全日本実業団選手権(経済産業大臣旗)40回記念レースが行われるための前哨戦と
なるただけに各カテゴリーの熱戦が期待される。
 BR−1の顔ぶれは、J・ツアーランキング上位20名中、16名がエントリーしており、J・ツアーシリーズ中盤に
入り、ランキングトップの鈴木 真理(ミヤタ)以下このレースの順位で逆転の可能性のある5位の山本 雅道(シマノ)
まで全員がエントリーしている。2位以下は、岡崎 一也、真鍋 和幸(Nippo) 田代恭崇(BS)の順。

 全日本での競走距離は、13周回(180Km)と延長され難易度、距離において全日本選手権開催の広島森林
コースと同等のために、有力選手のこれに向けての走り、および大臣旗獲得を目指しての各チームのリハーサル
バトルの展開が予想される。サイクルロードレースファンとしては必見のレースであろう。
 6月下旬の西日本実業団を制した畑中 勇介(21才、BS 昨年の実業団最終戦、飯田大会3位)、
昨年、実業団レースで大活躍の 狩野 智也(シマノ)と実業団レースの優勝実績では1,2を争う、
野寺 秀徳(シマノ) 飯島 誠(BS)、トラックのナショナルチームのレギュラーとして海外遠征でレース活躍した
西谷 泰治(愛三工業)、6月末現在の実業団ランキングのトップを守っている別府 匠(愛三工業)等の実力者の
国内トップクラスの選手のエントリーがないのが淋しいが、若手ロード選手の成長で確実にロードレースのレベルが
上がっており、Uー25の選手層より、次代を担うライダーの出現も期待できるレースとなろう。
コースの特徴 
 1周回の距離、13.6Km、アップダウンの県道・国道(一部)を平均ラップ38Km/h強のタイムは広島森林公園
コースほぼ同じ(走行時速)であるが、高低差の割合で走る選手にとっては走り具合が大きく違うことであり、
これが順位に微妙に影響することであろう。持久力とスプリントを兼ね備えた選手が優勝争いに加われるトリッキー
なレイアウトになっている。

レ ー ス 展 望(BRー1) 
混戦を抜け出すのは誰か! 鈴木 真理(ミヤタ) 田代 恭崇(BS)が一歩リード
 これを追う、岡崎 和也、真鍋和幸(Nippo) 山本 雅道(シマノ) 廣瀬 敏(愛三)が有力

鈴木 真理(ミヤタスバル)

田代 恭崇(チームBSアンカー)

山本 雅道(シマノレーシング)

真鍋 和幸(Team Nippo)

岡崎 和也(Team Nippo)

廣瀬 敏(愛三工業RT)
 長丁場のJ・ツアーシリーズ戦。7ヶ月間のレースを走り抜くため、どの選手も全期間コンデションを一定に保つ
ことは不可能。それぞれ自分い適した季節があり、いかに調子を整え、レースニ挑むかで着順が大きく影響して
くる。したがってJ・ツアーランキング上位者は、展開と当日の体調で誰が優勝するか出走メンバーから予想する
のはむずかしい。

 ロードレースは、1人の力では勝てないことはレースが実証している。有力なアシストを努める仲間が多いチー
ムのエースにチャンスが広がる。しかしこのコースの連続するアップダウンは、集団走行のドラフテイングの影響
が少なく、自走力のある選手は単騎でも上位進出のチャンスがある。この意味から最初の大会にとき優勝こそ逸
したが、果敢に攻めた走りが印象的であった田代選手の走りを上位に推した。
 チーム9名のエントリーで選手層の厚さ、個人の力から鈴木選手の優位性ははずせない。この大会での優勝は
なく、第1回目に4名のゴールスプリントで惜しくも2位 (広瀬 敏(当時、日鋪)、田代 恭崇、新保 光起)、
今回はJ・ツアートップの立場からから優勝を狙っての参戦と思われ田代選手とともに優勝候補の双璧に推した。

 第1回大会BS,シマノの強豪を破り、初代チャンピオン、昨年はゴール前、大ベテランの三浦 恭資選手の気迫に
2勝目の栄冠を逸した、広瀬 敏(愛三)の走りに注目したい、春先から調子を落としているが、この大会は昨年のポ
イントが入れ替わるため、2位以上のポイントでない年間ランキングが下がってしまうため重要なレースである。

 Nippoの真鍋 和幸、岡崎 和也のベテラン健在、本年は国内レースで後輩のために刺激を与える走りでランキン
グ上位を確保、このレースで1勝を狙って一気にトップを目指す参加と思われる。どのような展開に持ち込むか注
目のレースさばきが最大の見所となろう。
 国内シニアクラスの頂点を目指す大会として実業団が設定したこのコース。学連競技者として、BR−1に唯一
エントリーの中島 康晴(鹿屋体育大学 昨年、飯田大会3位)

 BR−2には、日本大学、中央大学の選手が3名づづ名前が見られる。特に昨年インカレ優勝の秋山 英也(日本
大学)の参戦は注目するところでBR−1参加を見送り、実業団のBR−2クラスの1勝で弾みをつける狙いは、
BR−2レースの活性化に大いに期待するところである。

■BR−1 エントリー・リスト(上位チーム/J・ツアー登録者)
 *選手名前横の○数字=J・ツアーRank  *成績40位まで
成績(本年) 前年 成績(本年) 前年
西実 栂池 3Day 東実 石川 西実 栂池 3Day 東実 石川
■愛三工業レーシング ■スミタラバネロ・パールイズミ
秋田 謙 21 浅野 和成 40 -
N 綾部 勇成 19 K 飯野 嘉則 35 32
田中 光輝 17 恵阿珠 朝 30 40 -
広瀬 敏 - 江下健太郎 -
新保 光起 16 29 福士 達朗 -
米山 一輝 14 39
■シマノレーシング
N 阿部 良之 5 ■YOUCANスペシャライズド
辻  貴光 38 - P 鈴木 健一 27 10 -
広瀬 佳正 18 18 - 広瀬  学 32 22 40
D 山本 雅道 14 11
■Team Nippo
■ミヤタレーシング 石田 哲也 24 -
柿沼  章 17 28 12 A 岡崎 和也
@ 鈴木 真理 中田 真琴 34
高野  淳 - B 真鍋 和幸
津末 浩平 22 37
F 中村  誠 12 25 ■なるしまフレンド
H 増田 成幸 20 30 - I 小畑  郁 38 -
Q 三船 雅彦 10 29 15 須藤 吉公 -
森山 大知 - 高梨  学 -
山下 貴宏 29 13 38 二戸 康寛 23 19 -
吉田 秀夫 27 -
■マトリックス・パワータグ
  中川康二郎 35 20 - ■チーム・ブリヂストンアンカー
R 橋川  健 - C 田代 恭崇 15
佐野 友哉 28 12 27 - 長沼 隆行 - -
能美 有志 38 23
記 実業団専務理事 南
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