| 文責:南 昌宏のレース展望・2006年5月号 |
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| 3 DAY CYCLE ROAD熊野 迫る 新規、レイアウトされたステージの熱戦に注目 |
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| 2006年 3 DAY CYCLE ROAD熊野は、8回目を迎え、 5月26日〜28日の3日間、3ステージで行われる。
約100名の国内トップクラスの選手が一同に勢ぞろいし、開催される日本自転車競技連盟 レースカレンダーの主要レースの1つでもある。 ロードレースは大別してワンデイレース(1日だけのレース)とステージレース(数日間にわたって 行われるレース)に分けられる。国内で開催されるステージレースでは、国際大会として ツール・ド北海道、ツアー・オブ・ジャパンが知られているが、国内選手のみで行われている 3DAY熊野は唯一の大会である。 日数は3日間と短いが紀伊半島南部の歴史的に有名な地域で、しかも変化に富んだコースでの 大会は、自転車レース会場としては他地区では全く見られず、サイクルロード愛好者の注目を 浴びている。(各ステージ詳細レイアウト「3DAY熊野」HP参照」) 本年の開催が5月下旬となり例年より1ヶ月遅くなったが、雨の多い地区で選手に、 これがどのように影響されるか、また、大地半島でのダイナミックな周回コースが最終日に配置され 選手の果敢な走りが勝敗をわける決め手になるだけに期待できるレース展開となるであろう。 国内最強のチームはどこか、チームのエースとして個人総合優勝の栄冠は誰の手に! 参加チームのエントリー状況から以下展望する。 BR−1選手のエントリーリストは、こちらからご覧になれます。 |
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| 団体6連覇にシマノレーシング王手の布陣 シマノ個人4連勝へ!エースは誰か |
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| (はじめに ステージレースの特徴) ヨーロッパで発展した自転車競技のロードレース、そのステージレースの鉄則は 《チームの個人に勝たせる》ことである。このため参加したチームの選手全員が1人の王者の走り のために全力を持って献身的にレース中展開に応じアシストに徹する。 これぞサイクルロードレースの「華」ステージレースの真髄である。 観戦しているすべての人がレース中の展開情報で、次に予想される集団、 あるいは先行選手のに一喜一憂する。フアン心理は自転車競技のルール、あり方がわからなければ 身につかない。単純に見える一列、あるいは、団子状況での通常の走行中でも選手間の駆引きは 止むことなく火花を散らしている。相手の動きに全神経を集中させている。 当たり前のことであるが相手の出方の裏を読まねば勝負には勝てない。自転車競技も全く同じ である。相撲のように短い時間の一瞬の読みのスポーツもあればロードレースのように数時間 かけてのスポーツもある。この読み比べが長い時間続きそれの対応しなければならないのが ロードレースの特徴である。 |
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| 6名のフルエントリーのシマノは、、昨年、2度目の優勝で連覇を狙っている野寺秀徳、昨年実 業団レースで3勝している狩野智也、4月の実業団レース第一戦(東日本実業団)において数年 間ヨーロッパで戦い、国内チャンピオン2回の実力者田代恭崇(ブリヂストン)とマッチレースのゴ ール勝負。見事優勝した山本雅道が主力となろう。ヨーロッパ転戦で春先から強化している若手 (土井雪広、品川真寛)とベテラン広瀬佳正のアシストも力があり他チームには脅威である。
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| シマノの連勝に立ち向かう一番手、 ミヤタレーシングの新メンバー |
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| このレースで2連覇(5,6回大会)の実績ある本年度ブリヂストンより移籍した鈴木真理の加入で、 でチーム力が倍増したミヤタチーム。司令塔で昨年ステージ2勝でベテランの存在感を見せつけた、 三船雅彦。自走力では未だ衰えを見せず常にレースで見せ場を作っている柿沼章が健在である。 中心となる3名が、補強した若手の有望選手3名(中村誠、津末浩平、増田成幸)を うまくアシストに使う展開に持ち込めばシマノを破る活路を見出せるであろう。 2度目の団体総合あるいは個人総合優勝に栗村監督の手腕が期待される。 毎年、春先に調子をあげ全国大会優勝の実績ある鈴木真理の3勝目の可能性は充分で東日本 実業団の最終ゴール直前の脚の痙攣がなかったら確実に勝ってていた走りであり、ツアー・オブ・ ジャパンでの動きに注目したい。チーム力、脚質、実績からシマノ勢に対抗する本命と思われる。
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| ステージ優勝を踏み台にどこまで迫れるか、 愛三工業、日本鋪道、マトリックス |
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| 昨年度の実業団ランキング1位の別府匠、6位の盛一大、10位の西谷泰司の主力メンバーがエ ントリーしていない愛三工業であるが、この大会で総合優勝の実績ある田中光輝(第3回大会) 広瀬敏(第4回大会)と実業団選手権のチャンピオンの実績のある新保光起が何処まで力を 発揮できるか。ステージは狙えるが総合力では現状上位2チームに差を感じる。 移籍の綾部勇成の走りとベテラン秋田謙のアシストでレースのコントロールが通用するかで 順位が決まるのではないか。(エントリー5名) 日本鋪道の2枚看板選手、真鍋和幸(第2回大会優勝)と岡崎和也は実力的には充分総合を 狙えるが、若手アシスト陣が手薄で評価を落としたが、外人選手のエントリーをみてシマノに 挑めるチームとなった。一名は補欠となっているが参戦すればミヤタとともに総合優勝の可能性 は充分と思える。エントリーしているビゼイアック・マリウスは、ポーランド国籍の選手であるが、 イタリアの強力アマチームの一員で、イタリア国内のレースで優勝の経験もある選手である。 東日本実業団ではツアー・オブ・ジャパンの調整の走りと見えた。日本鋪道の外人選手はツール・ ド・北海道の実績を見ても強力である。今後の調子如何で熊野に旋風をもたらすことになるかも しれない。要!注目。この選手が上位に来るとチーム全体の成績に大きく影響があること必至で 2枚看板選手の大浮上が考えられる。 マトリックス・パワー・タグチームは、キナンチームの総帥であった三浦恭資が請われて参戦。 昨年の実業団最終戦でベテラン健在を示し優勝した橋川健、ミヤタから再び戻った中川康二郎、 実業団10年選手で活躍している長野耕冶、若手、向川尚樹、佐野智哉のメンバーで初挑戦の チーム。しかし選手は全員コースを熟知している。その有利さを発揮し、展開を味方につければ、 ステージ1勝の力はある。大会を盛り上げを期待したい。 ブリヂストンが実業団に戻ってきた。エース田代恭崇のエントリー見られず 若手の頑張りが見所であるが、飯島誠のみでは評価を下げざるを得ない。 毎年挑戦してきた飯島のステージ優勝を注目したい。
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| 参加選手の状況と学生チームの初出場 | ||||||||||||||||
| 2005年末の実業団個人ランキング上位40名までの選手でエントリーが見られないのはわず か5人。そのうち3名は上述の愛三工業の選手でほとんど全員が参加している。 今年から実業団は年間のロードレース事業12戦で実業団ツアー、通称「J・ツアー」を発足させ 国内ロードレースの活性化の一助になればと実施した。この大会に与えられるポイントはステー ジ上位にも付与されるため参加選手にとっては大量得点獲得のチャンスのレースであり選手も はっするすることであろう。、年間チャンピオン目指しての実業団選手権大会に匹敵する グレードの高いレースとして認知されているため好レースが期待される。 最後に学生選手の参加を呼びかけて数年、はじめて九州の鹿屋体育大学のチームの参加が 実現した大会になったことは特記したい。メンバーのなかにはインカレ優勝者、 高校時代に世界選手権にジュニアで出場している選手も名を連ねており、 国内レースの活性化の一歩を踏み出した大会になった。 学生選手が社会人(プロ含む)選手の後塵を拝して25年、同じ土俵での頂点の復活を期待! 大会運営に全力で取り組んでいる(株)キナンの角口社長の努力に報いる大きな贈り物である。 |
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| 終わり 実業団 南専務理事記 | ||||||||||||||||
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